骨に好影響を与える生活・食習慣とは!?
2022/02/17
「なんとなく食べ物が子どもの成長に影響を与えるのは分かるけどいまいちピンとこない!」
そんなお母さまにある研究の結果をお伝えしたいと思います!
栄養はもちろん、生活習慣や運動面でも子どもの身体は影響を受けることがはっきりとわかっています!
-小学生~大学生まで長期間の生活習慣における骨密度の研究結果-
調査対象者は、大学生約150名に対して過去の生活習慣を聞き取り調査して行われました。
調査対象期間は、
①小学5~6年生時
②中学2~3年生時
③高校2~3年生時
④現在(大学2年)
調査内容は、1:身体計測 2:生活活動 3:初経年齢 4:食生活
【調査結果】
≪身体計測と骨密度の関係≫
・骨密度と深い関係があるのは、体重・BMI・身長・体脂肪の順だった。
一般的に体重の重い子は骨密度が高く、低体重は骨密度が低くなる危険因子だった。
→身長を高くするためには、体重を重たくする必要があるようです!
小柄で体重が軽いお子さまは骨密度が低く、将来、骨粗鬆症の可能性大です。
≪生活活動と骨密度の関係≫
・過去の生活強度と骨密度の関係は高く、現在の生活強度と骨密度は関係は低い。
運動や行動的な生活強度は、骨に重力と振動を与えるので骨密度を高くし、
カルシウムの利用を高めていることがわかりました。
→最近のお子さまは過去に比べて運動不足の傾向になっています。
日頃の運動や生活強度の見直しは将来の骨密度を高めることに有効です。
≪初経年齢と骨密度の関係≫
・女子の思春期の始まりは、平均10才ごろからであった。
11才~14才までの食生活が生涯の骨密度と深い関係があった。
女子は、9才~骨発育ラストスパートが始まり、平均12才~13才頃まで頂値を記録します。
→11才前後は、年間7cm~8cm伸びるのがそれ以降伸びは次第と減っていきます。
思春期が始まるとカルシウム消費が多くなります。
この時期は重点的にカルシウムの摂取量を増やしましょう!
≪食生活と骨密度の関係≫
・小学生時に、タンパク質・カルシウム・ビタミンCの摂取が高いことと骨密度を高めることに関連がある。
小学生~中学生までバランスが良い食生活が重要であることがわかりました。
→タンパク質・カルシウム・ビタミンCの3栄養素摂取は、特に「体幹部・骨盤」の生育を高めることがわかった。
身長を伸ばすためにこれらの栄養を十分に摂取る必要です。
・リンを含むインスタント食品・甘味食品・清涼飲料水・食品添加物の摂取頻度は 骨の生育にマイナスの働きを及ぼすことがわかった。
→現在、調味料などに多く含まれるリン。
適量摂取は必要ですがどうしても過剰摂取になりがちの 栄養素のひとつです。
スナック菓子や清涼飲料水はお子さまの将来のために控えましょう。
(研究出典元:栄養学学会誌)
以上の事からわかるようにお子さまの骨は生活習慣によって大きな影響を日々受けています。
将来の子どものためにできること。まずはお子さまの生活習慣をチェックです!
現状を把握することによって取り組むべき習慣が分かります。
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