高齢期の栄養と食事のポイント
2018/06/09
●高齢期
身体の各機能が低下し始める高齢期。
歯が抜け落ちて咀嚼力低下、味覚・嗅覚が衰え味の好みが変わったり、唾液分泌量が減り消化吸収能力が低下したりします。
そのため、食に関する関心も薄くなりがちで、食欲が落ち、栄養欠乏が心配になります。
エネルギー消費量が減少し様々な機能が衰えてくる高齢期は、
その人の活動レベルや健康状態、好みに合わせた食事をしましょう。
特に、糖質・脂質の量が気になるところです。
肉を好まなくなるので、タンパク質不足がちになります。
乳製品も摂らなくなるので、
カルシウムの極端な不足現象が起こりがちです。
そのことにより、身体の節々が痛い・めまいがする・立ちくらみがする
背が小さくなる・背中が曲がる・骨折しやすくなる・高血圧症・認知症
など骨粗鬆症の症状が多くあらわれてきます。
また、カルシウム不足と加齢により腸の蠕動運動が低下するため、
便秘症も多くなります。
食物繊維が多い、イモ類・海藻・豆類・きのこ・野菜・酵素飲料等で
便秘を予防しましょう。
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