中学・高校生期の栄養と食事のポイント
2018/06/09
●中学・高校生期
成人期に移り変わる前を、青年期または、思春期といいます。
第二次性徴が見られる年頃。生殖器が完成するなど生涯を通してラストスパートと言われる最大の成長期となるため、栄養の偏りは避けたいものです。
急激な発育に合わせて、必須アミノ酸を含むタンパク質が必要になります。
また、骨量が著しく増加する時期なので良質なカルシウムをしっかり摂り、骨を丈夫にしておくことが大切です。
一生涯の骨量をこの時期に作っていると言われるほど大切な時期で、骨粗鬆症にならないため身体の基礎づくりともいえます。
思春期になると生活リズムが変わり食生活も乱れがちになります。また、皮下脂肪が増えてくるので「無理なダイエット」に走る人も増えているようで、エネルギー・タンパク質・カルシウム・鉄などの不足が目立ち、貧血・無月経・体力低下・無気力・摂食障害など心の病も増えています。
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