妊娠期の栄養と食事のポイント
2018/06/12
妊娠期中の母体の栄養状況は、お腹の中の赤ちゃんに大きく影響します。
胎児と胎盤の成長、子宮の肥大、母体の循環血液の増量などにはタンパク質が必要です。
骨の形成に必要なカルシウム、血液の循環量に必要な鉄などのミネラルも不可欠です。
特に、普通の状況でも不足しがちなカルシウムや鉄は、意識的に摂るようにしましょう。
妊娠すると、
母体からは毎日150mgのカルシウムがおなかの赤ちゃんに移行
妊娠前の成人女性に必要なカルシウムは1日に600mg
900mgのカルシウムを小松菜で補給しようとすると1日320g。
乾燥ワカメだと約100gに相当します。
◆授乳時
赤ちゃんに母乳をあげているママは、妊娠中よりもさらに多めのカルシウムを摂取する必要があります。
授乳中は母乳を通して、1日約220mgのカルシウムが赤ちゃんに移行するので、妊娠前の摂取量である600mgより1日当たり500mgも多い、1100mgのカルシウムが必要になります。
1100mgのカルシウムを小松菜で補給しようとすると1日400g。
乾燥ワカメだと約110gに相当します。
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